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手術で良くなる認知症とは

手術で治すことができる認知症に、「特発性正常圧水頭症」があります。


水頭症には、脳内で脳脊髄液の流れが遮断され脳圧が高くなり、意識障害や頭痛、嘔吐などを起こす「非交通性水頭症」と、流れが悪くなった脳脊髄液が、脳室にたまることで徐々に症状が出る「交通性水頭症」の2種類があります。


特発性正常圧水頭症は交通性水頭症の種類で、60歳代後半から70歳代に多く見られますが、脳圧に変化がない場合もあり発見しにくく、しばらくしてから歩行への支障や、認知症の症状が出ます。


続発性正常圧水頭症は、脳出血などの病後に髄液の流れが悪くなり、起きることが多いのですが、特発性正常圧水頭症は、原因がはっきりしません。


3大徴候として、歩行障害・認知症・尿失禁があり、そのままにしておくと約3ヶ月で寝たきりになってしまいますが、手術で障害を軽くできます。


体内にシリコン製のチューブを埋め、髄液の流れをよくする「シャント術」といいますが、患者ごと最適な量が違うため、微調整が必要です。


この手術は歩行への障害に大きな効果を得られます。

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